当事務所で相続のご相談を受ける際、よくお客様からお聞きするフレーズがあります。それは「たいした遺産はないのだけど、揉めてしまって恥ずかしい話なのですが」といったお言葉です。 確かに、遺産が莫大である場合、利害得失が複雑に […]
人口減少と財産防衛(2 / 2ページ目)
遺産分割の終了まで長期間(12年)かかったケース
被相続人は会社経営者で、その方が一代で築いた遺産総額は20億円以上でした。遺産の内訳は、自分(被相続人)の会社の株式、不動産が主なものでした。 相続人は、被相続人の配偶者と、子供が4名です。 このように多額の遺産があ […]
寄与分(特別の貢献)があるかどうかが問題となったケース
父(被相続人)が亡くなり、母、長女、二女、長男の4人が相続人になりました。 しかし、遺産分割の話し合いがうまくいかず、結局、家庭裁判所で遺産分割の調停をすることになったのですが、問題となったのは、長男に寄与分があるかどう […]
音信不通の父の相続を放棄したケース
Jさんは、さいたま市内にお住まいの会社員。そんなJさんの元へ、ある日1通の督促状が届きました。 差出人は札幌市内のアパート管理会社で、Jさんの父親が亡くなったので、滞納賃料を相続人であるJさんに支払ってもらいたいという内 […]
遺言書の作成と、財産をオープンにした話し合いの結果、トラブルを回避できたケース
父(被相続人)は、生前、税理士のアドバイスにより、遺言書を作成することにしました。まず、税理士が、父の全財産を洗い出し、その後、税理士と弁護士が協力して、父の希望を聞き、遺言書の原案を作成しました。 遺言書の原案を作る […]