Aさんから相続登記手続きの依頼を受けました。 亡夫Bさん名義の不動産の名義書換の依頼です。依頼を受けた不動産は自宅建物と底地の土地1筆の2物件です。他の不動産はないということでした。 しかし、まれに、認識をしていない私道 […]
人口減少と財産防衛
遺言がとても役に立った例
Jさんは早くに妻に先立たれ、長男家族と同居していました。ところが長男の姉2人と嫁の折り合いは悪く、相続開始前から「相続の時には財産を要求する」ということを公言しているような状態でした。 Eさんと長男はこんな状態を憂慮し、 […]
相続人の期待に反した遺言の例
旧い農家に嫁いで、10年前に夫から財産を取得したDさんですが、「長男に全部相続させる」という公正証書遺言を遺して他界しました。 この遺言を知った長男、長女、次女は全員がびっくりしてしまいました。それというのも夫の相続の時 […]
借金が全部ひききれずに相続税
Cさんの財産は、自宅(評価額1億)とアパート(評価額5000万、借入金1.5億円)、それに金融資産5000万円で、財産が2億、借入金が1.5憶なので、その差額は5000万しかなく、相続税はかからないものと思っていました。 […]
過度な節税対策により「資産家が債務超過」
Bさんは何代も続く旧家の当主でしたが、不動産価格が急激に上昇した平成2年当時、銀行に「不動産価額が50億あり、相続税が20億もかかる」と言われました。 あわてたBさんはその所有する不動産に多額の借金をしてアパートやマンシ […]
納税のことを考えずに作成した遺言
Aさんの所有する財産は、自宅とアパートと畑、それに金融資産のすべて合わせて合計約5億円、Aさんの相続人は妻と長男と長女の3人でした。Aさんは自分が亡くなった時に、相続争いが起こってはならないと思い遺言を残しました。その内 […]
相続税対策、遺留分減殺請求対策のなされていたケース
これは、資産活用を積極的に行ったオーナーの相続の事案です。 資産家の相続が発生しました。共同相続人は長男と二男のみです。 実家を出ている長男より相談を受けました。 長男によると、公正証書遺言があり、それによれば、長男も相 […]
相続人の一人が遺産分割協議に参加することを固辞したケース
相続人は、被相続人の配偶者と、被相続人の兄弟姉妹などでした。その人数は、合計14名です。 相続人一人を残して、その他の方々は、配偶者が全遺産を取得することに異存はありませんでした。また、非常にまれな例ですが、その承諾を […]
相続人が数十名いる場合の遺産分割の方法
法律相談をお受けする際、「先生、父が亡くなったのです。相続ですから父の遺産をどのように分けるか決めなければならないんですよね。いつまでにする必要があるのですか? 期限とかあるのでしょうか?」というご質問を受けることがあり […]